ボストンコンサルティンググールプ(BCG)中途入社の年収・口コミ・評判・業務内容、そして外資コンサル転職に必要なスキルを大公開!
これまでのビジネス経験を活かして、外資系コンサルティングファームに転職したいとお考えではありませんか?
会計の知識、経営の知識、そして会社そのものの組織に関する知識などさまざまなポイントで専門性をつけてビジネスの最高峰を目指す上で外資系コンサルティングファームはひとつの憧れですよね。
この記事では、外資系コンサルティングファームの中でもトップ3に入るボストン・コンサルティング・グループを例に中途入社した場合の年収をはじめ、業務内容や転職する上で気をつけておきたいこと、そして有効な情報収集の方法をご紹介します。
ぜひ参考にして転職活動を始めてみてくださいね!
目次
外資系コンサルティグファームは高収入?
外資系企業の中でも、とくに外資系コンサルティングファームや外資系金融機関はその高収入さでも抜きん出て有名であることは言うまでもありません。
キャリアアップのステージとして外資系コンサルティングファームや外資系金融を選択するというのはもちろんのこと、日系のシンクタンクなどではなく、外資系を選択する上でこの収入を魅力のひとつと考えていらっしゃる方も決して少なくないでしょう。
とはいえ、転職活動をしていく中で露骨に収入について人に聞くことははばかられるという方も多いはずです。
この記事では、そのような人には聞きにくい年収の部分もご紹介していきます。
外資系コンサルティングファームの平均年収は高い?
これまで日本の企業に勤めてきて、収入面で自分の実力や経験にマッチしていないと感じてきた方は、どのくらいギャップがあると感じられたのでしょうか。
まずは日本における大学卒業者の平均年収を見ていきましょう。
参考:日本の大学卒業者平均年収
具体的な企業名ではありませんが、中小企業に就職した場合、そして大企業の例を並べてみました。
年齢 | 中小企業 | 大企業 |
---|---|---|
20代 | 270万円程度 | 400万円程度 |
30代 | 450万円程度 | 600万円程度 |
40代 | 480万円程度 | 680万円程度 |
65歳前後 | 540万円程度 | 750万円程度 |
外資系コンサルティングファームの平均年収
日本企業に大卒で入社した場合の平均年収を把握したところで、次に外資系コンサルティングファームに入社した場合の平均年収を見ていきましょう。
これらはあくまで例ですが、順調に社内でプロジェクトにアサインされることができればその収入レンジの中にいることができると考えて良いでしょう。
外資系戦略コンサルティングファームの場合、ポジションによって大きく違いがありますので、ポジションごとにご紹介します。
ポジション(役職) | 年齢 | コンサル経験年数 | 固定給与 | 業績ボーナス |
---|---|---|---|---|
アナリスト | 新卒~28歳 | 0~3年 | 500~800万円 | 固定給の20% |
コンサルタント | 25~35歳 | 0~6年 | 900~1,300万円 | 固定給の20% |
マネージャー | 28~40歳 | 2~10年 | 1,400~2,000万円 | 固定給の30% |
プリンシパル | 32~45歳 | 5~15年 | 1,700~2,500万円 | 固定給の30% |
パートナー | 35歳以上 | 7年以上 | 2,500万円以上 | 業績次第 |
いかがでしょうか。
平均的な日本人サラリーマンの収入を大幅に凌駕した金額であることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ただし、これは入社するチャンスを得るまで厳しい競争を勝ち抜き、そして入社してからも日々優秀な社員の中で常に切磋琢磨することのできる人物のみに与えられる収入であることを忘れてはいけません。
ボスコンに転職したいなら
もし現在お勤めの企業ですでに十分な経験を積むことができ、もっと自分自身のスキルをあげたいという思いが強く、また年収も大幅にアップしたいと考えているのであれば外資系コンサルティングファームはぴったりな環境であると言えるでしょう。
安定して定年まで過ごすという就業環境とはかけ離れた場所になりますが、日々がタフでかつやりがいのあるものになること間違いありません。
その中でも、ボストン・コンサルティング・グループに転職したいと場合、以下のようなポイントを念頭に置きながら自分自身にスキル・経験が伴っているか確認する必要があります。
- 効率的な業務の進め方
- チームマネージメント
- タイムマネージメント
- 海外クライアントも担当できる語学力
- 論理的思考能力
- 問題提議力
- 問題解決力
非常に抽象的なポイントですが、外資系コンサルティングファームの一員として活躍するためにはひとつとして欠かせない能力です。
これまでにこれらを培う機会がなかったという方はこれから意識的に経験を積んでから転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。
ボスコンOBOGからの口コミ
ボストン・コンサルティング・グループをはじめ、外資系コンサルティングファームに転職したいと思った時に気軽に相談できる先輩や友人はいらっしゃいますか?
そういった方が身近にいらっしゃる場合はぜひ日々考えていることや感じること、それぞれの方の課題などを聞いてみてください。
もしそういった相談をできるような方がいらっしゃらない場合には、ツイッターを武器にするのもひとつの方法です。以下にご紹介するのは皆ボストン・コンサルティング・グループに勤務した経験のある方々です。
日々ビジネスや政治にかんしてつぶやいている中で、外コン経験から思うことなどもあります。またラッキーであれば直接話しかけることもできますね!
独立研究者・著作家 モバイルファクトリー、中川政七商店社外取締役:山口周氏
ニュータイプの内容が記事になりました。https://t.co/0hEo0qbLp8
— 山口周 (@shu_yamaguchi) September 18, 2019
『転職の思考法』(15万部)著者:北野唯我氏
【Amazon予約開始!】
働いていて悔しい。と思ったことはありますか。たとえば
「なんで自分はあの人みたいに器用に出来ないのだろう」
「どうすれば人は理解してくれないのか」
そう思うこと。私はあります。本日より『天才を殺す凡人』Amazon予約が本格開始。組織の才能を活かす方法を解き明かします pic.twitter.com/z55KjPejiR— ゆいが /北野唯我(天才を殺す凡人9.5万部) (@yuigak) January 7, 2019
アルプ株式会社 代表取締役兼CEO:伊藤 浩樹氏
上野山さんと田中泰生さんと私がいないですね?
東京大学出身のベンチャー、スタートアップ社長・経営者まとめ https://t.co/N8FD0fghSd @さんから
— 伊藤浩樹(H.Ito)/ Alp, Inc. (@itokin) August 29, 2019
ボストン・コンサルティング・グループ出身の方々の中でも、その後著名な経営者になった方だけではなく、広く活躍している方々をご紹介しました。ツイッターという公式な場面で彼らがシェアしたり、それぞれの考えをつぶやいており、外コン出身者にはどのような方が多いのかをイメージするのに役立つのではないかと思います。
転職成功に欠かせない4つの要素
今現在、転職活動を始めてみようという段階にいらっしゃるか、もしくは転職活動をそれなりに進めてきているかによって取り掛かるべき課題は少し異なってくるでしょう。しかし、すでに転職活動を進めているという方も、一度第一歩目に戻ってみてその転職活動の方法が本当に効率的でゴールに近いのか考え直してみるのも無駄ではありません。改めて転職活動においてもっとも大切となるポイントを押さえておきましょう。
- タイミングの正確性
- 適切な方法での情報収集
- 5、10年後のキャリア展望
- 現状のスキル・知識・経験に関する正確な把握
これらがきちんと揃った上で転職活動をしないと、たとえラッキーなことに難関なコンサルティングファームに入社を叶えたとしても長く続きません。
外資系コンサルティングファームの候補者はたしかに粒ぞろいであり、またアピール上手です。しかし、オーディションではないのでインパクトだけで入社が決まるような簡単なものではないからです。
コンサルタントという職業に就く以上、徹底的に裏付けされた自信を身にまとっていなければすぐにメッキは剥がれてしまいます。
さいごに
この記事ではボストン・コンサルティング・グループに転職を希望している方向けに少し厳しい意見をお伝えしました。
しかし、入社を強く希望している方であれば、この程度のことで屈してしまうことはないはずです。厳しくもしっかりとサポートしてくれる存在を持つことはキャリアにおいて欠かせません。
転職においては、それが転職エージェントの存在となります。まずは外資系コンサルティングファームへの転職支援経験が豊富な転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。
今までなかなかスムーズに進まなかったことがウソのように進む可能性も大いにありますよ!