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私は外資系企業への転職に向いてる?やっておくと心強い適職診断の方法3選

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外資系企業に転職して、年功序列の職場から脱出したい!と思いながら毎日通勤されていませんか?しかし同時に自分に外資系企業でやっていく適性があるのか不安を持っている方も少なくありません。

キャリアは一日では築けませんし、やり直し場合にもそれなりの覚悟がいります。ネガティブな転職とならないように、適性を事前に知っておくことは非常に有効だと言えます。この記事では、そんな迷いのある方向けに適職診断をご紹介します。ぜひ転職活動の参考にしてみてくださいね!

【結論】やっておいて損はない、向き不向きをテストする「適職診断」

適職診断という言葉だけを聞くと、占いやおみくじのようなニュアンスを感じて「本当に転職活動に役立つのかな…」と思われる方も多いのが現実です。

確かにウェブサイトで3回程度クリックすれば結果の出るような適職診断や、キャリアとはあまり関係のない雑誌に掲載されているような適職診断はあまり信憑性がないかもしれませんが、キャリア構築を第一の目的として作られた適職診断は、転職活動を始める方にぜひともトライしていただきたい転職活動の第一ステップです。

適職診断のタイプ

適職診断と一言で言っても、先に例に挙げたような非常に簡易なお楽しみ目的のものから、これまで何千人、場合によっては何万人という人々の方向性を統計学的に見て作られた適職診断もあり、自分で選ぶのは難しいでしょう。

いくつかの質問ですぐに結論が出されてしまうような適職診断、もしくはあまりにも現実的ではない適職診断(例として、これまで素養や経験もないのに適職として漫画家を進めてくるような安易なもの)は論外としても、きちんとした理論に基づいて作られた適職診断を通じて自分自身の特性や方向性をはっきりとしていくのは今後のキャリアのためにも非常に有意義であるといえます。

そこで、実際に転職活動をはじめキャリアの方向性を見出したいときに受けてみると良い結果の出やすい適職診断をご紹介します。

ディグラム診断

これまで適職診断について少しでもウェブ検索などをしたことのある方であれば、一度は目にしたことがあるであろう適職診断が「ディグラム診断」です。

ディグラム診断とは、心療内科医や臨床心理士などが主に使用する心理テスト「エゴグラム(後に説明)」を用いて数万人規模の調査結果を元に開発された適職診断の方法です。

データに基づいて診断できる科学的な診断であり、医師なども利用するという信憑性も十分にあることから適職診断の方法の中ではもっとも広く知られているものであると言えます。

この心理学とマーケティングを融合させて生まれたディグラム診断は、木原誠太郎氏によって開発された診断方法であり、Depth Insight Gramという言葉をもとに作られた造語のようです。

適職以外にも、今まで自分では気づいてこなかった自分自身の特性や特徴を知ることもできるので楽しみながら診断を受けることができるでしょう。

エゴグラム

先に木原誠太郎氏が開発したディグラム診断でも少し触れた「エゴグラム」もまた適職診断の方法の中では非常に著名なものです。

エゴグラムはアメリカの心理学者であるエリック=バーン博士が「交流分析」という人間関係に関連する心理学見地から作った性格診断テストです。

エゴグラム性格診断では、診断を受ける人の正確を5つの心の領域に分けて分析するのが特徴であり、非常に信憑性の高い診断として長年評価を受け続けています。
エゴグラムでは分けられる心の領域には、

  • CP:Controlling Parent
  • NP:Nurturing Parent
  • A:Adult ego state
  • FC:Free Child
  • AC:Adpted Child

の5つがあり、それぞれの中に更に強い特徴を持つ部分を見出すことでその人本来の性格を細かく分析していくことができます。

本来自分はどのような性格なのか、というポイントから適職を見出していくので、性格の不一致(人間関係上の問題や不慮もトラブルを除く)で仕事を続けられないという事象を限りなく減らすことができる診断方法です。

適職を探す以外にも、自分自身の強み、弱み、日々の生活の中で取りがちな行動パターンなども見えてくるので、仕事以外の部分でも自分自身がよくわからない、と悩んでいる方にとっては大きな助けになるではないでしょうか。

ハローワークで診断

あまり知られていませんが、ハローワークでも適職診断をしてくれます。

こちらはハローワークに事前に予約し、ハローワーク内に設置された端末を使って約1時間程度テストを受け、結果を見ることができます。

外資系企業に限らず転職先を探している場合には、このテストを受けた後にハローワークの相談員とともに現在ある求人情報を元に転職のアドバイスをもらえるのでとても心強いサービスです。

ハローワークというと、無職状態になっている方が求人情報を探しに行く場所と思い込んでいらっしゃる方もいらっしゃいますが、前向きに就業意欲を持っている方全員に対して有益な情報をくれる場所であると言えます。

外資系企業に向き不向きってあるの?

この記事にたどり着いた方は、多かれ少なかれ外資系企業に転職するにあたって不安を持っているのではないでしょうか。

特に、外資系企業という特殊とも思える職場環境、キャリア構築の場が自分にとって大いにプラスになるのか、それとも転落人生の始まりとなるのか、という点で悩まれている方も多いのではないかと思います。

結論からいうと、「外資系企業には向き不向きが大いにあります」というのが正直なところです。

外資系企業には日系企業とは違った価値観、文化、人生経験を持った人が多く集まるので、これまでの日系企業での経験や価値観をそのまま持ち込もうと思っている方にとっては居心地の良い場所ではないでしょう。

外資系企業で活躍している方にはどのような特徴があるか知りたい!という方は、こちらの記事を参考にしてみてください。外資系企業で活躍できるのはこんな人!外資系に向いている人・向かない人12個の特徴 | 転職百花 女性の活躍を応援する転職ノウハウ情報サイト
外資系企業においては、

  • アウトプット重視
  • 柔軟に物事を捉えられる
  • 語学力が相当にある
  • 競争意識が人一倍強い

という特徴が基本的スキルとして必要となります。また、

  • 安定した職場環境を好む
  • 成果よりもやりがい、という考え方
  • できれば楽をしたい
  • 褒められないと頑張れない
  • スピード感を持って行動できない

このような特徴を持つ方にとって外資系企業は常に自分を否定的に捉えられてしまいやすい環境と言えます。一言で言って外資系企業には向いていない人材であると覚悟をするしかありません。

適職診断だけで判断はしないで!

ここまでさまざまな適職診断をご紹介してきましたが、いくつトライしてみたいものがありましたか?

外資系企業に転職してみようと考えている方であれば、もうすでにこの記事とは別タブで適職診断を開いているという方ばかりなのではないでしょうか。

適職診断は、転職をする上で非常に頼れる客観的データと言えます。先にご説明した通り何万人という人間の統計を元にしているので、科学的根拠に基づいた結果が出ることでしょう。しかしながら、ご自分の人生を最終的に進めていくのは科学的な根拠ではなく、ご自身です。

賢く、また成功に導くことのできる転職活動は適職診断の結果にすべてを委ねることでは成しえません。さまざまな方法をツールのひとつとして巧みに活用してこそ転職成功への第一歩と言えるでしょう。

さいごに

外資系企業への転職は不安と隣り合わせと言っても過言ではありません。

どんなに自信があり、成績を出せるという自負があっても会社がどのように評価し、自分のキャリアが今後どのように進んでいくかわからない不安定な世界だからです。

しかし、だからこそ収入や経験という意味で他では得ることのできないものを得ることができるのです。この記事では外資系企業への転職向き不向きに、適職診断をひとつの切り口としてご紹介しました。

何かにすべてを委ねることなく、眼の前にあるさまざまなオプションやツールを賢く活用する、ということがまずは外資系企業で生き抜く方法のひとつであることもおわかりいただけたのではないかと思います。

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