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外資系転職の最終面接でNGなことと不採用時の対策のとり方

外資系企業の面接までこぎつけたのに、最終面接で失敗した経験はありませんか?

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「今回の最終面接をクリアすれば、私も憧れの外資系企業の一員になれる!」そんなワクワク感を胸に受け取る不採用通知は無念そのものですよね。

何が悪かったのだろうか、と肩を落とす気持ちもわかりますが、前に進むためには悩むことよりも実践的に次に繋げるほうが重要です。この記事では、最終面接で不採用となってしまう方にありがちなNG行動をご紹介します。

本当に悔しい最終面接落ち

転職成功の一歩手前である最終面接を終えてみて「この手応えならば多分採用されるだろう」と感じる方も多いでしょう。そしてすでに今の企業を退職して新しいスタートを切る自分をイメージしてしまうからこそ、最終面接での不採用通知は悔しいものです。

採用間近まで進んだからこそ、「採用担当者の対応も前向きだったし、面接でもしっかりと握手されたし、何がいけなかったのだろう…」と延々と考えてしまうのは誰でも一緒です。しかし、いつまでもその堂々巡りをしていても一向にキャリアは前に進みません。

落ちてしまったらまず何をすべきか

悔しくも不採用となってしまった場合、まず何をしたら良いのでしょうか。ここで次のステップに順調に進める人と、いつまでも不採用であったことに不服を感じているだけの人では大きな差が生まれます。

自分が提出した履歴書、職務経歴書を見直しながら自分の面接内容を思い返してみましょう。肝心なのは次の行動に繋げられる振り返りの作業です。

採用の要は履歴書と最終面接

転職活動をしていく中で、採用にぐんと近づく、もしくは遠のくポイントはどこだと思いますか?採用面接の第一印象も、その面接の中での内容も当然大切ですが、一番採用可否を決めるのは以下の2つのポイントです。

まず、志望企業へ出す履歴書はあなたの第一印象となります。本人に実際に会ってもいないのに、第一印象が決まってしまうなんておかしい!と言う方もいらっしゃいますが、人柄という部分以外は履歴書、職務経歴書でおおまかに把握することができます。

その次に合否を大きく分けるのが最終面接です。最終面接までスムーズに進んだ方ほど、気持ちが抜けてリラックスし過ぎてしまう、もしくはここで結果が決まると思うあまり緊張しすぎる傾向にあります。

最終面接で良い印象を持ってもらえれば、採用合格を受け取れるだけでなく、入社する際にもポジティブなイメージを持ってもらえるのでとても大切なポイントです。

大きく大切なポイントはこれら2つですが、履歴書の段階と比べると、最終面接まで進めれば採用は目前です。掴みかけたチャンスを失わないために気をつけておけるポイントは可能な限りおさえておきたいですよね。

最終面接で不採用になってしまう理由

これまで、最終面接までスムーズに進んでいったのに、結果は不採用だったという経験をされたことのある方はきっと多いと思います。

確実な手応えがあったにもかかわらず不採用通知を受け取った場合でも、手応えがそもそもまったくないまま不採用通知を受け取った場合でも、なぜ不採用になってしまったのかを今一度考え直すことがとても重要です。

そこで、最終面接で不採用になってしまう理由としてよくあるケースをご紹介します。

その1:熱意が伝わってこない

最終面接まで進んだということは、採用試験をしていた企業もあなたのことに興味を持っているということです。履歴書の内容も申し分なく、それまでの面接での印象もとても良かったのでしょう。

ところが最終面接で話をしてみたら、「本当にこの人はこの会社で働きたいと思っているのだろうか?」「本当は併願している企業があって、押さえで受けているのではないか?」と思われてしまうと、採用担当者の目は書かう実に入社してくれる次点の受験者に行ってしまいます。

あまりにも必死過ぎるアピールや懇願は痛々しいので避けて当然ですが、必死さを隠してのクールすぎる態度や上から目線な志望理由、採用されたも同然といった面接内容は採用担当者の最終的な判断を思わぬ方向に導きますので注意が必要です。

その2:雰囲気が合わない

履歴書や職務経歴書では、主に事実を元にした人物のハード面を見ます。学歴や職歴、その中で携わってきた業務内容などは、企業の求める人物像であるかをある程度判断する材料になります。

また履歴書の整え方や表現の方法で、性格などもある程度把握することができます。

一方、人物を見て会話し、直接人柄や話し方などに触れる機会となる面接は、反対にその人物のソフト面を判断する機会となります。履歴書などハード面では魅力的に見えた人物も、話をする機会を経て「あれ?ちょっと違う?」と思うことがある場合には残念ながら入社の機会を失ってしまいます。

自分自身を繕って無理に入社のチャンスを掴んでもあまり良い結果は生みませんが、ある程度そのような社員がいるのか、雰囲気をあらかじめ知っておくとこのような失敗はしなくて済みそうです。

その3:決め手がない

恋愛でも採用でも共通するポイントかもしれませんが、「決めてとなる何か」はとても大切なポイントです。

何となく採用担当者も落とす理由がなく面接を進めてきてしまったという場合、最終面接を経て「悪いところはないけれど、絶対に欲しい人材ではないかも…」と思われてしまうことがあります。

最終面接で意外に見られてるポイント

最終面接で落とされてしまう原因となるポイントを3つ紹介してきましたが、採用担当者が面接でどのようなポイントからその判断をしているかを知らない方がほとんどかと思います。

ここからは、面接のどのようなところを見て採用担当者が採用不可と判断するか解説します。

その1:日程調整のルーズさ

転職活動の場合、個人で採用企業とのやり取りをすることは稀で、主に転職エージェントが間に入って日程調整などをしてくれます。だからこそ、受験者は普段の業務をしながら転職活動が可能となるのです。

面接の日程調整を転職エージェントの担当者が調整する中で、なかなか日程・時間が決まらず、面接希望日時を決めるのに時間がかかっていると、企業側に「あれ?そんなに転職に前向きじゃないのかな?」と思われても仕方ありません。

とはいえ、現在の業務を疎かにすることは言語道断ですので、繁忙期などで調整が難航している場合にはその旨をきちんと転職エージェントの担当者に伝えておいてもらいましょう。

その2:雰囲気が違う…

昔から「朱に交わらば赤くなる」という言葉がありますが、さすがに黒を赤に変えることはそうそうできません。あなたの優秀さが伝わったとしても、あまりにも雰囲気が社員とかけ離れていたとしたら残念な結果を生みます。

服装やキャラクター、趣味など、ある程度社員の雰囲気を予め掴んでおくとこのような事態を避けられるでしょう。

最終面接で不採用にならないためにしておくべきこと

最終面接まで進んだということは、企業はあなたを非常にポジティブにとらえているということの証しです。つまり、大きな失敗や原点となるポイントがなければ、スムーズに入社できる可能性を十二分に持っているということです。

そのチャンスをみすみす逃さないためにも大切となるのが、

  • 自信を持って面接に臨む
  • しっかりと企業に対して熱意を伝える
  • 企業の事業内容・業務内容だけでなく、雰囲気もしっかりと掴む

以上3点となります。これらの1つでも欠けると、最終面接まで進んだにもかかわらずその時間、手間、努力がすべて水の泡となります。

最終面接でNGだった場合に次に繋げるためにしておくべきこと

先に説明したとおり、不採用通知を受け取ってからの行動のスピード感にも転職成功の秘訣が隠されています。

不採用だとわかったら、なぜ不採用となったのかを転職エージェントの担当者と話し合い、それが自分で解決・改善できるポイントなのであれば積極的に改善に努めて次こそ採用を勝ち取れるようにしましょう。

また、初心に戻って自己分析や企業研究をしてみるのもいいでしょう。最終面接でNGを出されたのは社風とのミスマッチという可能性もあります。そうであれば、自分で変えられることではないので、自分とマッチしそうな企業を探すのも前向きなアクションです。

ダメでもポジティブに舵を切ることも外資系転職への第一歩!

最終面接まで進んでいた企業から不採用通知を出されてしまうと、一気に転職のやる気喪失につながってしまうのはわかります。しかし、そのようなことでへこたれているようでは、圧倒的実力主義の外資系企業で通用しません。

すぐに気持ちを切り替えて、次の採用試験に向けた行動を取れる人こそが外資系企業でのキャリアに向いている人といえます。

なぜNGだったか、どのような改善が今後できるか、自分だけでなく転職エージェントの力を借りながら分析して次回こそ採用通知を受け取りましょう。

転職エージェントは、外資系企業に特化している、且つコンサルタントのサポートが丁寧かつ的確なところを選ぶとスムーズです。

外資系企業に転職を目指している方は、下記の転職エージェントで非公開求人を探されることをおすすめします。

【番外編】盲点!?不採用だったときに取っておくべきアクション

転職活動をしていて最終面接に限らず不採用の結果を受け取ったとき、どのようなアクションを取っていますか?

  • すぐに転職エージェントに代替の募集を探してもらう
  • 自分の面接のどこが不採用につながったのか考える
  • 自分の履歴書・職務履歴書の内容を見直す
  • 転職エージェントに不採用となった理由を聞く

このようなアクションを取られている方が多いのではないでしょうか。

もし、これまでこれらのアクションを取ってこなかった!という方は次回からはすぐにこのようなアクションに移すようにしましょう。加えて盲点となる重要なアクションをご紹介します。

不採用通知を受け取るよりも前に、面接を受けた日にその日聞かれた内容、自分が答えた内容を事細かに記録しておきましょう。

  • 「自分としてはこう答えたかったにもかかわらず緊張からこう答えてしまった」
  • 「こう答えて正解だったと思うが、実際のところどうなのだろうか?」

このように感じるポイントがあれば必ずメモを取っておきましょう。覚えているようであれば、その答えに対する採用担当者や面接した役員の表情、回答も記録しておくと良いでしょう。

転職エージェントに不採用となってしまった原因を聞いても、自分の面接の内容をしっかりと記憶していないと照らし合わせて改善することができません。

自分の面接についてしっかりとまとめておくことで、自分の弱点や改善すべきポイントが明確にわかるようになります。

場合によっては期間を空けてまた同じ企業の採用試験を受けることになるかもしれません。同じ轍を踏むようなことにならないためにも、この記録と振り返りが必ず役に立ちますよ!

外資系企業への転職こそエージェントに頼ろう

外資系企業への転職では、企業の事業内容や業務内容だけでなく、雰囲気や文化も把握する必要があります。しかし、実際の社内の雰囲気を自力で調べることは難しく、情報収集のための時間を捻出することも容易ではありません。そのような時こそ、転職エージェントのサポートやアドバイスを活用することがおすすめです。

転職エージェントは、日々の情報収集や企業の人事担当者との情報交換を通じて、業界の最新情報に精通しているため、企業の雰囲気や求めてられている人物像などを把握しているケースが多いです。

特に、外資系企業の場合は、業界特化型の転職エージェントへ相談すると良いでしょう。例えば、ラグジュアリーブランドやハイブランドの外資系企業では、公式採用ページに求人情報がない場合や非公開求人が多いケースがあります。また、化粧品メーカーなどでは、非公開求人を特定の転職エージェントのみに提供している場合もあります。

転職エージェントを利用することで、高待遇の非公開求人を紹介してもらえるだけでなく、選択肢も広がります。さらに、エージェントを通さなければ応募できないポジションもあります。そのため、スムーズに転職活動を進めるためには、希望する業界の求人を多く保有している転職エージェントに登録すると効率的です。

以下の記事で、業界別のおすすめ転職エージェントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


外資系転職を成功させた人の最終面接体験談

外資系企業への転職活動をして、最終面接を突破し内定をとった方々に「最終面接はどのようなものだったか」「内定の決め手になったと思うポイントは何か」など体験談を語っていただきました。ご自身の体験と照らし合わせながら、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

女性・30代

ヨーロッパ系のIT企業の面接を受けました。3次面接が最終でした。2次面接で直属の上司になる人と面談をして通っていましたが、その人が海外のブランチに常駐の人だったので、私が勤務する日本オフィスの一番上の人との面接が最後の一回でした。プロフェッショナルであるには何が必要か、Aチームの上司とBチームの上司が別の指示をしてきたらどういう行動をするか、私が入社したらその会社にとってどういうメリットが有るのかなどの質問がありました。私以外に最終面接を受けた人がもうひとりおられたようですが、私のほうがそのポジションに関する経験が豊富だったため私の方を採用していただいたようです。外資系企業では即戦力になるかどうかが最重要視されるとよく聞きますので、全ての面接を通してその点をアピールできたことが内定のポイントだったのではないかと思っています。

男性・30代

最終面接までに至るまでに5回ほど支社長との面談があり、最終面接では支社長と各部門長の合計6人の面接官と1対6で面接を行いました。最終面接では私自身がこれまでに直面した困難や成功の体験についてその時どう思いどう行動したかを深く探っていくような内容でした。例えば、「あなたがこれまでに仕事を通じて楽しかったことは何ですか?」「それはどうしてですか?」「その時どう思いどのように行動しましたか?「その経験がその後のあなたの気持ちや行動にどのような影響を与えましたか?」といったように1つの事柄について非常に深く質問され、面接官の質問一つ一つに意味があり、私の人間性や性格を見抜こうとするような面接だと感じました。外資系企業の面接は私がこれまでに受けたどの企業の面接よりも内容が濃く、自分自身と向き合うような面接でもあったと感じました。

女性・20代

未来のことではなく、過去に自分がやってきたことについて詳しく聞かれました。内資の会社は「これからどのように力を発揮していくのか」にフォーカスする面接が多かったイメージです。しかし外資だと、過去の実績、その実績を出すことができた理由、また仕事面に限らず進路の選択や熱中して続けたことに関して、何故その選択をしたのか?なぜ続けてこれたのか?など経験に基づくことを深掘りして聞かれました。人柄+言語化能力や要点把握力がどれくらいあるのか?を見ていたようです。
実際わたし自身も外資系金融に転職した際には、「現職での実績は?」「その実績を出すために工夫していたことは?」「仕事でつまづいたときに誰に相談してた?」「その人はどんな人?」など聞かれました。雑談の中でしっかり伝えたいことを伝える能力を見ていたのかな?と感じました。

おわりに:失敗しても次の面接から意識的に改善していくことが大切

いかがでしたでしょうか。

これまで何度と最終面接落ちを経験していると、「どうせまた最終面接で不採用になるんだ…」とネガティブになっている方もいらっしゃることでしょう。

今回この記事でご紹介したNG行動で当てはまることがあった方は、早速次の面接から意識的に改善していくことで採用を勝ち取れるようになります。

自分ではどこがNGなのかわからない方は、外資系転職のプロフェッショナルとも言える転職エージェントに相談してみましょう。

外資系の転職に強いエージェントは多くありますが、中でも「アズール&カンパニー」は業界特化型の人材紹介会社であり、最終面接落ちが続く候補者を採用に導いた経験もある担当者が多く揃っているエージェントなので一度相談してみてはいかがでしょうか。

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